入門書を超えた入門書! そうだったのか、「縁起」「空」「煩悩」「涅槃」......
ブッダの説いた真理が今こそ分かる。
多くの家庭には仏壇があり、春と秋のお彼岸には墓参りに行き、葬式などではお坊さんにお経をあげてもらう......、日本人には何かと馴染み深い仏教。
ですが、大多数の人たちが抱いている仏教観は、実は日本特有の風土や文化に基づいてつくりかえられたものだった!
本書では、宗教や哲学の思想を平易に説くことで定評のある著者、日本人がこれまで信じ込んできた仏教の「非常識」を明らかにしつつ、ブッダが説いた「真の仏教」の要諦を紹介。
「悟り」「無我」「空(くう)」「縁起」など、一見すると難解に見える仏教のキーワードをもとに、「本当の仏教とは何か」を単純明快にわかりやすく解説している。
「インドには""ブッダ""が何人もいた!?」「煩悩の数は本当に108つか?」「""諸行無常""に悲観的なニュアンスはない」「輪廻転生による生まれ変わりは別宗教の教え」「実は霊魂や極楽浄土の存在を否定している」など、従来の仏教観を覆す画期的入門書。
はじめに
第一章 人生の苦しみについて
第二章 縁起を知り、空を知る――これが悟りだ
第三章 煩悩から自由になる
第四章 愛と慈悲について
第五章 ここがおかしいぞ、日本における仏教
付録 輪廻思想について考える 誤解されてきた輪廻思想
アートマンが輪廻する
アラヤ識が煩悩ゆえに輪廻する
仏教が教える輪廻世界とは?
本来の仏教に輪廻はない
白取春彦(しらと・はるひこ)
青森市生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語科卒業。1979年、ベルリン自由大学入学。哲学・宗教・文学を学び、85年に帰国後、著術業に専念。
※本商品は、すばる舎刊行の書籍をオーディオ化したものです。